薬師牛のこだわり
薬師牛とは
鹿児島県鹿屋市で肥育農家として、ファーム薬師が生産しているお肉になります。
鹿児島の子牛を買って来て、抗生物質とホルモン剤を不使用で、自家肥育しております。
少数飼いの為、月に4~5頭程しか出荷出来ませんので、希少価値が高いです。
薬師牛は、第11回全国和牛能力共進会宮城大会で日本一を獲得しました。
「薬師牛」令和元年10月18日に商標登録して登録番号第6189928号。
薬師牛のこだわり
20歳で就農し、鹿児島黒毛和牛を肥育しています。
餌に抗生物質を使用せず、安心安全な牛肉つくりを心掛けています。
少数飼いの為、月に4~6頭程しか出荷出来ませんが、自家肥育牛の5等級のみの取り扱いになります。
抗生物質と肥育ホルモン剤について
抗生物質とは
抗生物質とはバクテリアなどの細菌の感染を止める、または抑える医薬品です。
抗生物質が投与される理由
私たちは、病気になっていないにも関わらず、予防を目的とした抗生物質を投与する事は致しません。
病気を防ぐ事を目的とした場合、病気になっていない動物に対して抗生物質を常に与え続ける事になります。その結果、抗生物質の過剰投与となり、これが原因で抗生物質に耐性のあるバクテリアが生れ、これが人の健康に害を及ぼす危険性があると危惧されています。
なので、毎日一頭一頭の顔・鼻を見て、健康管理をしております。
病気になった牛は、獣医師に指示のもとで、抗生物質を使用する事もあります。
肥育ホルモン剤とは
牛などの成長促進を目的に使用せれる肥育ホルモン剤(動物用医薬品)。
国内では、農林水産大臣による動物用医薬品の承認等が行われておらず、結果として使用が認められていません。
肥育について
子牛の選定
薬師牛は、繁殖管理から子牛育成ですくすく育った子牛を、家畜市場から毎月4頭〜6頭を購入致します。その時出荷する20ヶ月後に、どのよな肉付けになっているか考えて、今までの経験で選びます。
環境の配慮
子牛を買って来たら、出荷するまで、同じ部屋で相性が良い2頭で肥育致します。管理(ステージ)がしづらいが、以前、引っ越しをさせた時に、餌の食いが悪くなったので、なるべく、ストレスをかけない事を心掛けています。また、つのも切らない様にしています。ストレスをかけない事で、牛舎では、鳴く牛がほとんどいません。
部屋の地面は、おがくずを引いて、1ヶ月に1回は清掃をする。
鹿児島の大隅半島の自然豊かな中で肥育し、水も地下水50メートルからくみ上げて、毎年、水質検査をして人が飲んでも大丈夫な水を牛に与えています。炭のミネラルたっぷりの水です。
餌のやり方
餌は、機械に頼らず、人が一頭一頭の顔や鼻を見て健康状態を確認しながら、毎日365日与えいます。
- 5:00
朝の餌やり
牛一頭一頭の顔や鼻を見ながら餌を与えます
餌はステージで種類も量も変えるています。
- 1時間おき
見回り・餌の整頓
食べ残しがあれば、寄せて集めてあげれば、また食事をします。
機械で餌やりをするのではなく、牛たちの顔、鼻、食べ残しを見て、
一頭一頭に合わせた体調管理と餌やりをしています。
- 15:00
夕方の餌やり
朝の餌やりと一緒で牛の体調を見ながら餌を与えています
食べて頂く消費者の事を考えて、体の良い物を丁寧に手間暇かけて肥育しています
- 1時間おき
見回り・餌の整頓
食べ残しがあれば、寄せて集めてあげれば、また食事をします。
機械で餌やりをするのではなく、牛たちの顔、鼻、食べ残しを見て、
一頭一頭に合わせた体調管理と餌やりをしています。
飼料紹介
餌は、独自配合で今までの経験と勉強を重ねて、現在の配合になっています。
子牛の購入後1週間は、繁殖農家から肥育農家へ環境や餌が分かるので、草で胃の中を整える粗飼料で胃袋作りをしています。
導入期間の3ヶ月は、量を与える為に1時間ごとに餌を与える。1回の量を与えると食べないが、回数を分けて食べる事で量を食べる事が出来る。また、食べるクセを付けさせます。この期間に胃袋を作る事が重要です。
3週間から、薬師前期飼料を与えます。11ヶ月から、薬師後期飼料を与えます。最後の半年間は、脂の旨味をます為にきなこを与えます。
受賞歴
第11回全国和牛能力共進会(和牛オリンピック)宮城大会で日本一を獲得しました。